上長飯認定こども園
柱脚グラウト注入
グラウト材の基礎知識
「グラウト材(無収縮モルタル)」とは何かご存知でしょうか?
グラウト材とは、「コンクリートの空隙目地やひび割れなどの細かい隙間をふさぐ役割に用いられる流動性のあるモルタル」のこと。
鉄骨ベースの「グラウト材(無収縮モルタル)」施工通常のモルタルは、セメントと水を混ぜて作られる素材用途に合わせた形で硬化させることができますが内部の水が乾燥することによって収縮してしまうためどうしても空隙やひび割れができてしまいます。
しかし、無収縮モルタルは流動性に優れておりまた混和材などの働きもあって、空隙ができない仕上がりの実現が可能であり、無収縮モルタルを使用すると構造物との付着性が高まり一体化しやすくなるので、構造物自体の耐震強度を高めることができます。
ただし、グラウト材(無収縮モルタル)は通常のモルタルに比べて費用が高額になるので、柱の付け根や沓座など絶対に収縮してはならない部位にのみ用いられます。