小説
2022年6月4日
『吾輩は犬である』№16
今回は、「何故、吾輩が犬の姿になったのか!」について話をするのである。
以前話をしたように吾輩は」大いなる方からの示に従って火星に来たのである。
本来の目的は、火星で進化をとげた知識人、最終的に火星を支配したというと少し大袈裟な話に聞こえてしまうが、単に火星の生き物のなかで、唯一、文明を発展させて宇宙旅行まで出来るほどに進化した民族について、私が話をしたことを覚えているだろうか。